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2012年の12月、「神戸新聞文芸」の詩の常連投稿者だった母に、「何も言わない子」と紙面で表現された男性が「代わりに文字を綴(つづ)ります」と返事の詩を同欄に投稿、翌月に掲載されるという出来事があった。母親は2年後に亡くなり、男性は今春、当時のやりとりなどを収めた親子の詩文集を編んだ。…