<p>「妻と生後3カ月の娘、義母をミサイルに殺された」、オデーサで生き残った男性が語る – BBCニュース</p><p>BBCニュース – 「妻と生後3カ月の娘、義母をミサイルに殺された」、オデーサで生き残った男性が語る</p><p>ユーリイ・グローダンさんの妻とその母親、そして生後3カ月の娘は、ロシア軍のミサイル攻撃によって亡くなった。</p><p>グローダンさんは燃え上がるアパートを前にして、敷地の入り口にいた警察に、中に入れてくれるよう叫んだ。自宅までたどり着くと、そこにはロシア軍のミサイルによって殺された妻と義母の遺体があった。ミサイルは、集合住宅の上層階を引き裂いていた。 生後3カ月のキラちゃんの遺体は、その後に見つかった。グローダンさんは24日に自室に戻った時に、その姿を始めて見た。 この一家3世代の死に、ウクライナ国民は激怒し、その無残さに強く反発している。ウクライナの人たちはすでに2カ月続く戦争で、数々の悲惨な事態を目にしてきたのだが、それでもなお、この一家の悲劇は国中を揺り動かしている。 オデーサへの攻撃をめぐる記者会見でウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、キラちゃん殺害について語るときに明らかに動揺していた。 ゼレンスキー氏は国民への演説で「その子がいったいどうやってロシアを脅かしたというのか? 子供を殺すことがロシア連邦の新しい国家的なアイデアになっているようだ」と述べ、この攻撃を計画し、実行した当事者たちは「ろくでもない言語道断な」人間だと強い言葉で非難した。 このミサイル攻撃では、ほかに5人が亡くなっている。 グローダンさんは25日、何か見つけられないかとがれきとなったアパートの中にいた。写真のアルバム、妻が集めていた砂糖の小袋、手書きのメモ……ベビーカーが粉々になっているのも発見した。 画像提供,</p>