Teslaの自動車が比較的ゆっくりな速度で、でも機体を押し動かすほどの力でプライベートジェットに衝突する様子を撮影した動画がRedditで話題になっています。Cirrus Aircraft製の飛行機の中で最も高価なモデルである「Vision Jet」は、170万ドルから220万ドルの価格で販売されています。
動画の信憑性を確かめることは出来ませんが、Redditユーザーによると、Teslaは”スマート・サモン”モードでした。この試験的自動運転機能により、自動車は駐車した場所から所有者の場所まで自動で走行出来るようになります。
公式ページを見ると、「スマートサモンは、ベータ版の機能です。継続して車両とその周囲を監視し、いつでもすぐに対応できるようにしてください。ドライバーには、スマート サモンを責任をもって安全に、意図したとおりに使用する責任があります。」と記載されています。
興味深いことに、飛行機と最初に接触した後も自動車は走行し続けており、これは予想外の動作です。
数億円の価値がある飛行機の近くでベータ版の機能を使用するのは、良い考えだとは言えません。はっきり言うと、現在の完成度ではスーパーマーケットの空いている駐車場でも利用しないでしょう。
では、今回の接触事故は保険の請求対象にはなるのでしょうか?今回は怪我人も出ておらず、ジェット機の給油段階等で発生したわけではない、というのは幸いでした。
もしこの動画が本物である場合、これは正真正銘の自動運転がまだ実装には程遠く、まだ多くの試験が必要だというだということを証明するものとなります。ここ数年の進歩は驚くべきものですが、まだ完成品とは言えないので、十分な安全性を確保する必要があります。
この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。
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