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 住友化学は祖業の石油化学ビジネスについて、環境対応型に転換を急いでいる。包装資材のモノマテリアルやアクリル樹脂のケミカルリサイクル、ターコイズ水素製造など開発案件は幅広い。国内石化産業の再編議論にもオープンな姿勢を示す。エッセンシャルケミカルズ部門統括の竹下憲昭代表取締役専務執行役員に方針を聞いた。

◇…4月から部門の名称を石油化学からエッセンシャルケミカルズに変更しました。

 「石油化学は60年以上にわたる歴史があり、思い入れもある。人々の生活に必要不可欠な素材を生み出し、存在意義も決して揺らがない。一方でカーボンニュートラル実現に向けて、化石燃料由来の原料を消費する一方通行のビジネスモデルは転換が求められている。社員皆が初心に帰り、新たに船出するという意味も込めて名称を変えた」

◇…カーボンニュートラルに向けて、どのような取り組みを進めますか。続きは本紙で

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The post 住友化学、石化事業を環境対応型へ first appeared on 化学工業日報.