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究極のモダンガレージには、限定ポルシェと限定ベアブリックがズラリ! まるでおもちゃ箱のような、豪華ガレージ。

タイのバンコクの郊外、セキュリティがいる専用の門が開くと、広大な敷地の中に案内された。母屋が4棟建ち並ぶなかに建てられたガレージは「The bear garage」と名付けられたプライベートガレージだ。ガレージの主はMr.Pond氏とMs.Poy氏。兄のワインコレクションと妹のベアブリックそしてクルマが収められている。建築を担当したのはタイ王国の建築スタジオ・Onion社で、収納されているクルマはすべてが限定モデルである。

まず1台目は1998年に発売されたミニのポール・スミス限定車。ポール・スミス氏の生まれ故郷、グリートブリテン島を型どったグリル内のバッジや特別なエンブレム。シトラスグリーンのダッシュボードやデニム生地のインテリアなど、もともとは当時日本のローバーで販売されたクルマだが、海を渡ってタイにやってきたというわけだ。

そしてもう1台はポルシェ997スピードスター。世界で356台しか製造されなかった中の298台目のモデルで、ポルシェ25周年を記念して販売された特別モデルである。そしてもう1台がポルシェ991タルガ・4Sモデルとなっている。

ベアブリックの世界的コレクターはワインも収集
そして圧巻なのは壁一面に並んだベアブリックの数々。ベアブリックとは日本のメディコムトイ社が発売したクマをモチーフとしたフィギュアで世界的にもコレクターズアイテムとして希少価値が上がっている。Ms.Poy氏はこのフィギュアの1000%ベアブリックを100体、400%ベアブリックを50 体などすべてが種類の異なるものをコレクションしている世界的にも有名なコレクターなのだ。

このガレージは、フィギュアを収納するためのミュージアムといっても過言ではない。しかも、すべてのスペースが遠近法を利用した直線を活用して建築されており、目の錯覚で一見するとガレージの床が傾斜しているのではないかと見間違えてしまう。しかしこれらはすべて計算されたラインで、客を不思議なイリュージョンの世界に引き込んでいくのだ。



ガレージの壁面にはアートも展示。この絵はタイ王国の有名なアーティスト故Manafake の作品である。彼はタイ王国生まれのアーティストで、独創的なタッチが世界に認められたポップアート界の巨匠。毛むくじゃらのモンスターのキャラクターが有名である。ガレージの主Ms.Poy 氏はオリジナルの作品を描いてもらい、3枚の巨大な作品をガレージに展示している。

さらにガラスに囲まれた趣味部屋にはコレクションしたヴィンテージワインを徹底された温度管理のもと約1,000本収納。敷地内にはこのほかにも4棟の建物があり、すべてプライベートで活用しているというからそのスケールたるやすさまじい。

投稿 タイのスーパーコレクターが建てた、ポルシェとMINIとベアブリックのためのガレージ【ガレージライフ】CARSMEET WEB に最初に表示されました。