2022年5月現在、Meta Quest の「Oculus Link」や「Air Link」機能は、Windows 11環境で使うと、画面上に不具合が発生中です。この不具合問題について、Oculus顧問CTOジョン・カーマック氏が、Meta社で解決に取り組んでいると明らかにしました。
「Oculus(Air)Link」は、Quest 2とPCを有線(あるいはワイヤレス)接続することで、PC向けのVRゲームを遊べるようにする機能。記事執筆時点では、Windows 11環境でどちらかを利用すると、ジャダー(カクつき)が発生する場合があります。この問題は同OSのリリース時から存在しており、Meta社はWindows 10の使用を推奨してきました。
カーマック氏は、自身のTwitterアカウントで、不具合は「細かいタイミング」が変わったことが原因であると説明。「我々は問題を把握しており、アップデートを予定していますが、いつになるかはわかりません」と、現時点では不具合の解消時期は確定してないと謝罪しています。
Some timing details changed in Win 11. We think we have a handle on it, and an update is in the pipeline, but I can't say exactly when it will land. Sorry it has taken so long.
— John Carmack (@ID_AA_Carmack) May 18, 2022
もうひとつの選択肢
Windows 11で「Oculus(Air)Link」を不具合なく使用したい場合、「Virtual Desktop」を使用する方法があります。同アプリは、VRヘッドセットからPCを操作することができるソフト。「SteamVR」にも対応しており、PC向けVRゲームを遊ぶことができます。
米メディアUploadVRによると、「Virtual Desktop」はアップデートによって、Windows 11でも問題なく動作する(不具合は発生しない)とのこと。
Quest版「Virtual Desktop」のストアページはこちら
https://www.oculus.com/experiences/quest/2017050365004772/?locale=ja_JP
(参考)UploadVR
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