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パテック フィリップがまさかの「サファリ風」カラトラバ(5226G)を発表!サイドには「クルー・ド・パリ(ホブネイル・パターン)・ギヨシェ装飾」も

| パテックフィリップはそのイメージとは裏腹に、かなりトレンドに敏感なラインアップを揃えている |

エレガント、ラグジュアリー、そしてスポーティーな腕時計はパテック フィリップの真骨頂

さて、現在腕時計の流行は「ブルー文字盤」から「グリーン文字盤」へと移り、さらにグリーン文字盤からはカーキ文字盤、そしてカーキベルト、さらにはサファリっぽい仕様といった様々なバリエーションが登場しています。

ちなみにファッション業界においても「リゾート」「サファリ」といったデザインが人気化しているようですが、腕時計もそれに合わせてサファリっぽいモデルがいくつか登場していて、最近だとIWCが発売した「ビッグ・パイロット・ウォッチ・トップガン “モハーヴェ・デザート」もそういった腕時計のひとつです(ただしこのテーマはサファリというよりはミリタリーではある)。

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なんとパテックフィリップも「サファリ」ルックを採用

そして今回、雲上腕時計ブランドの一つであるパテックフィリップも2022年新作を発表していますが、なんとここで出てきたのは「サファリ」ルックのカラトラバ5226G(415万円)。

カラトラバというと1932年の登場以来、ずっと採用されてきたラウンドケースがひとつの特徴ではありますが、今回はパテックフィリップのひとつのデザイン的特徴である「クルー・ド・パリ(ホブネイル・パターン)・ギヨシェ装飾」を施すため、ラグとケースバックとが一体化した構造を採用してまで”ケースサイドに”この文様を彫り込んでいます。

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なお、この装飾を施そうと考えると、通常のケースのように「ケースサイドからラグが生えていると」何かと難しく、よってメインのケースを円形としてラグをなくし(その状態でケース一周に加工を施し)、しかしストラップ装着に必要なラグはケースバック側へと移行したということになりそう。

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ちなみにケースそのものはホワイトゴールド、風防はもちろんサファイアクリスタル。

ケースサイズは40ミリ、厚さは8.53ミリだと発表されています。

こちらはりゅうず側で、りゅうずのトップにはカラトラバ十字も。

なお、カラトラバ十字は、12世紀にスペインで結成されたカラトラバ騎士団が用いていた紋章であり、パテックフィリップはその美しさ、歴史に敬意を表してこれを採用し、現在ではパテントとして登録しています。

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文字盤はパテックフィリップには非常に珍しい「ザラザラした」表面を持つ「テクスチャード・ラック・アントラサイト」、そして外に向かって色が濃くなるグラデーション(このグラデーション文字盤も最近の腕時計におけるトレンドの一つ)。

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使用されるムーブメントは26-330 S C(自動巻き)、センターセコンド、駆動時間は最大で45時間。

ローターはもちろん21金ゴールド、「カラトラバ十字」の紋章が入ります。

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付属するストラップ(バンド)はヌバック仕上げのカーフスキン(ベージュ)に加え、ファブリック柄のカーフスキン(エンボス加工とハンドステッチが施されている)。

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なお、カラトラバというと、パテックフィリップの中ではノーチラス、アクアノートの影に隠れがちではあったものの、この「カラトラバ5226G」は非常に高い人気を獲得することになるかもしれませんね。

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パテックフィリップはそのほかにこんな2022年新作も

そしてパテックフィリップはこのほかにも様々な新作を発表していて、こちらは今回発表されたカラトラバ5226Gと同じテイストを持つ「5326-001(年次カレンダー・トラベルタイム)」。

ホワイトゴールドケース(41ミリ)、やはりグラデーション仕様のアントラサイト文字盤を採用しています。

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こちらの「5320G(グランド・コンプリケーション)」は、ちょっとレトロな雰囲気を持つローズゴールドのオパーリン文字盤を+ホワイトゴールドケース仕様。

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「5270P(グランド・コンプリケーション)」はプラチナケース、そして人気のグリーン文字盤。

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「5230P(コンプリケーション)」もプラチナケースに人気のブルー。

こうやって見ると、「伝統」「保守」というイメージの強いパテックフィリップではあるものの、強くトレンドを意識した製品を展開している、ということもわかりますね(ノーチラスやアクアノートの誕生、そしてラバーベルト採用など、よくよく考えると以前から新しい取り組みには積極的ではあった)。

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「5205R(コンプリケーション)」はちょっとシックなオリーブグリーン文字盤(ブラックグラデーション)を採用しています。

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参照:Patek Philippe

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