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▽ これまでのご経験を教えてください。今後の事業運営にどう生かしますか。

 「1984年にAGC化学プラントの製造部門に入社し、30年以上を生産現場で過ごしてきた。米国やインドネシアに赴任し、海外の合弁事業や大規模な増産プロジェクトも手がけた。AGC本体の中にいたら得られなかったであろう他の会社や国の文化を学び、ともに仕事をする経験を積んできた」

 「伊勢化学の主力であるヨウ素事業は限られた天然資源を使い、地盤沈下など目に見えないリスクにも対応しなければならない。天然由来の素材はドラスティックな生産拡大が難しいからこそ、ヨウ素の回収率向上、設備改善としての効率向上に向けて、これまでの生産現場で得た経験を生かしたい」

▽ 新社長としてまず取り組みたいことは。続きは本紙で

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The post 伊勢化学工業・平岡正司氏(新社長登場) first appeared on 化学工業日報.