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 東京インキは、低炭素排出型のヒートセットオフセット輪転インキ(オフ輪インキ)を開発した。これまで印刷インキへの適用が難しかった植物由来溶剤を導入し、全体の構成比に占めるバイオマス度を60%以上に引き上げた。乾燥工程での二酸化炭素(CO2)排出が課題とされるなかで大幅な削減効果を訴求し、冊子類などの付加価値印刷向けに採用を目指す。4月に始動した新中期経営計画でインキ事業のポートフォリオ変革を進めるなか、差別化製品に経営資源を集中していく。

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