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<p>マクロン氏がフランス大統領に再選へ 決選投票で極右ル・ペン氏上回る – BBCニュース</p><p>各界の反応などを追加しました→ BBCニュース – マクロン氏がフランス大統領に再選へ 決選投票で極右ル・ペン氏上回る</p><p>フランス大統領選の決選投票が24日に行われ、中道派の現職エマニュエル・マクロン氏(44)が再選される見通しになった。</p><p>で、マクロン氏の再選を祝い、「フランスは私たちにとって最も近く重要な同盟国の一つです。両国と世界にとってとりわけ重要な問題について、引き続き連携していくことを期待しています」と書いた。 オラフ・ショルツ独首相も、マクロン氏の再選と協力関係の継続を歓迎し、フランスの有権者がEU支持を表明したのだと述べた。ショルツ首相をはじめ複数の欧州諸国首脳は今回の決選投票に先駆けて、極右ル・ペン氏を拒否するようフランス国民に呼びかけていた。 <解説> 分断された国で明確な勝利――ヒュー・スコーフィールドBBCパリ特派員 結果として、世論調査が示した極右の脅威は、過大評価されていたようだ。それでも、国家主義陣営がこれほど得票したのは今回が初めてだ。棄権や無効票の多さを合わせれば、今回の選挙は国民の分断と不満を浮き彫りにした。 <解説> 中道派のマクロン氏が連帯のメッセージ――アンリ・アスティエBBC記者 しかし、分断と対立があまりに先鋭化している今のフランスにあって、マクロン氏は「全員の大統領」になると強く誓う必要性を感じていた。 本人が言うように多くの有権者は「私の考えを支持するからではなく、極右を阻止するため」、自分に投票したのだと、マクロン氏は重々承知している。 マクロン氏がこれから率いていく国は、一次投票であらわになったように、投票した55%が彼の親欧ビジョンを共有しない極右あるいは極左の候補を支持した。そして今回の決選投票でも、40%以上が極右候補に投票した。 今後は、政府を率いる首相を選ぶ6月の下院選で再び、国の分断が露呈されることだろう。極右陣営も極左陣営も共に、国内主流派(エスタブリッシュメント)に対する社会の根強い反発を、自陣に取り込もうとするはずだ。 国民の尊敬と憎悪を同じくらい一身に集める中道派にとって、これからの道は長く厳しいものになると、マクロン大統領は承知しているだろう。</p>