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<p>スナップ株が一時40%安、ソーシャルメディア株は時価総額20兆円消失</p><p>スナップ株が一時40%安、ソーシャルメディア株は時価総額20兆円消失</p><p>24日の米株式市場で、前日に業績見通しを引き下げたスナップの株価が一時40%安と急落。上場来最大の値下がりとなった。他のソーシャルメディア関連銘柄も軒並み売られ、同セクターの時価総額は約1650億ドル(約20兆円)吹き飛んだ。</p><p>A trader works on the floor of the New York Stock Exchange. Photographer: Bloomberg/Bloomberg 24日の米株式市場で、前日に業績見通しを引き下げた スナップ の株価が一時40%安と急落。上場来最大の値下がりとなった。他のソーシャルメディア関連銘柄も軒並み売られ、同セクターの時価総額は約1650億ドル(約20兆円)吹き飛んだ。 写真・動画共有アプリ「スナップチャット」を運営する米スナップは前日の通常取引終了後、4-6月(第2四半期)の売上高と利益の見通しを し、従来の自社予想レンジの下限を下回るとの見通しを示した。     デジタル広告への業績依存度が高いスナップのほか、フェイスブックを運営するメタ・プラットフォームズ、グーグルの親会社アルファベット、ツイッター、ピンタレストも株価が下落。ソーシャルメディア関連銘柄はユーザー数の伸び悩みと金利上昇懸念がすでに重しとなっていた。 パイパー・サンドラーのアナリスト、トム・チャンピオン氏は「現段階ではスナップ個別の問題というより、マクロかつ業界全体に起因する問題という印象だ」とリポートで指摘。ウォール街の他のアナリストからも同様の声が聞かれる。 シティグループのロナルド・ジョジー氏は「マクロ面の減速はインターネットセクターの広範で広告収入に影響を与えそうだ。ただツイッター、グーグル傘下のユーチューブ、ピンタレストなどブランド広告へのエクスポージャーがより大きいプラットフォームの方が一段と大きな影響を受けるとみられる」と語った。 原題: (抜粋) ( 第3段落以降を追加して更新します )</p>