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世界自然遺産に登録されている北海道・知床半島。地名のもとになったアイヌ語の「シレトク」は「大地の果てるところ」を意味する。開拓を免れたことでヒグマをはじめ、希少な動植物が生息する環境が保たれた。 作家の故立松和平さんは、この地で大自然の力が圧倒的になるのは冬だと書いた。鳥や獣は雪…