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アップルが開発中とされている自動車「Apple Car」関連と思しき特許が確認されました。米国特許商標庁(USPTO)に対して出願されたこの特許は、車内で体験するVRエンターテインメント・システムと思われる内容となっています。

自動車関連と思しき特許公開も、正式な情報はなし

出願された特許の正式名称は「動きと同期されたバーチャルコンテンツの没入ディスプレイ(Immersive display of motion-synchronized virtual content)」。車の動きと加速度を認識し、状態や時間に応じて変化するVR体験を提供するシステムのようです。本特許は2020年4月29日に出願され、2022年5月に公開されました。

特許では、乗り物酔いを軽減するための技術も言及されています。従来の車の窓の代わりにVRヘッドセットを使用し、外部カメラを通して外の様子を確認するアプローチが検討されているようです。米メディアVRScoutは「安定した環境で動画を見たり、本を読んだり、移動中にバーチャル会議を行うために使用される可能性もある」と説明しています。

「Apple Car」は2025年までにリリースされるとの予想も報道されていますが、現時点まで、アップルは「Apple Car」について正式な発表を行っていません。

(参考)VRScoutUSPTO
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