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3D(VR)酔いを軽減を目的としたアプリ「OVR Locomotion Effect」がリリースされました。価格は1,010円(税込)。コントローラでスティック操作を行うと、VR酔いを抑えるための対策エフェクトがVR側に表示される仕組みで、VRゲーム中に使用できます。

「OVR Locomotion Effect」は、日本のVRクリエイターkurohukuさん(ハンドルネーム)が制作。オーバーレイ形式で動作し、ディスプレイ上の周辺視界を制限するエフェクト(“トンネリング”)のほか、注視点や、進行方向に風を表示するエフェクトを出せます。

kurohukuさんによれば、自身もVR酔いに悩まされる体質だったことから、アプリの開発を始めたとのこと。ゲーム側に酔い対策オプションが存在しない場合でも、オーバーレイによって、好きなエフェクトを「持ち込める」のが特徴だそうです。

Steamのストアページでは、アプリの特徴として、以下の要素が紹介されています。

・スティック入力に合わせて酔い対策エフェクトを表示

・一度設定したエフェクトはすべての SteamVR ゲームで使い回せる

・SteamVR ダッシュボードから簡単にエフェクトを調整

・ヴィネットや静止空間、注視点、風などのエフェクトを準備

・うっすら見える程度から視界をほぼ全て覆い尽くす程度まで設定可能

・ゲームパッド対応(左右スティック)

公開されている動画からは、スティック入力が行われたタイミングで視界が狭くなる様子や、狭くなる範囲を調整するシステムなどが確認できます。エフェクトは、常時表示させることも可能です。

現在、「OVR Locomotion Effect」はSteamで無料体験版も配信中。購入前に、システムの使い心地をチェック可能です。体験版では1度の使用時間が2分を超えると15秒間の“休止時間”が挿入されます。なお「SteamVR」向けのアプリのため、Meta Quest 2で使用したい場合、「Oculus Link」か「Air Link」を使用する必要があります。

SteamでVRゲームを遊ぶ際に酔ってしまう人は、1度このツールを試してみてはどうでしょうか?

(参考)Steam

The post VR酔いの軽減を目指したアプリがSteamに登場 VRゲーム体験中に導入できる appeared first on Mogura VR.