【選挙】参議院石川補選 自民党、宮本周司氏の当選確実…夏の前哨戦　立憲、共産候補を破る

参院石川選挙区補欠選挙の投票が２４日行われ、比例から転じた自民党の宮本周司氏（５１）（公明党推薦）の当選が確実な情勢となった。

宮本周司氏
補選は夏の参院選の前哨戦と位置づけられ、自民党のほか、立憲民主党、共産党、ＮＨＫ受信料を支払わない国民を守る党がそれぞれ公認候補を擁立。岸田首相や立民の泉代表ら、与野党幹部が応援に入った。

自民党は、保守３分裂の激戦となった３月の石川県知事選の影響が懸念材料だったが、宮本氏は参院議員を８年あまり務めた実績などをアピール。自民、公明両党の支持層を固めた。

補選は、自民現職が同知事選に出馬するため辞職したことに伴い実施された。宮本氏の任期は２０２５年７月までとなる。