| BMW M社は50周年を迎えて魅力的なニューモデルを多数投入 |
それでも「まだまだ」新型車の発表が控えている
さて、今年で創立50周年を迎えるBMW M社。
すでにM専売モデルとして発売されるであろう「XMコンセプト」、BMW史上最速を誇るM4 CSLを発表済みですが、今回はサプライズとしてM3とM4の「M設立50周年記念車」を発表しています。
なお、販売される地域によってモデル/仕様の差があるものの、いずれも「BMW M社のレースに対する情熱と伝統を表現し」「この限定モデル専用のデザインや仕様、さらにはオプションによってオーナーのパーソナルスタイルを反映させたクルマとなる」ことがアナウンスされています。
-
BMW史上ニュル最速「M4 CSL」正式発表!グリルやマットまでをも軽量化し「コンペティション、スポーツ、ライトウェイト」を全身で表現した超ハードコアモデル
| 通常のM4コンペティションでも足回りが「硬すぎ」だったが、このM4 CSLではさらに硬そうだ | 市販モデルのM4よりもレーシングカーのM4 GT3に近い性格を持つ さて、今年で創立50周年を迎え …
続きを見る
BMW M3 50 Jahreエディションはこんなクルマ
そこでまずM3の50周年記念車「BMW M3 50 Jahreエディション」を見てみたいと思いますが、こちらはコンペティションスペックを持ち、搭載される3リッター6気筒ツインターボエンジンは510馬力を発生。
「バリエーションに応じ」トランスミッションは6速マニュアルもしくは8速ステップトロニックを選択できること、駆動方式については後輪駆動もしくは4WD(M xDrive)が選べると記載されているので、”コンペティション”ではない素のM3も(地域によって)用意されることになるのかもしれません。
このM3 50 Jahreエディションは「世界中のもっとも重要な自動車市場」のみに向けて台数限定にて販売がなされるとのことですが(アメリカ、カナダで販売されることはわかっているが、日本市場向けは未発表)、微妙な仕様の違いはあるものの、BMW M社の歴史において「そのスタイルを決定づけたカラー」がボディそしてホイールに用いられているようですね。
限定台数は500台、ボディカラーはバーミリオン・レッドからテクノ・バイオレット、インテルラゴス・ブルーといった「Mカラー」ファイアー・オレンジ、ライムロック・グレーまで、それぞれ5つの先代モデルを想起させるものから選択可能。
すべてのボディ・カラーには、オービット・グレー・マットのM鍛造ホイール、そしてカーボン製のフロント・スプリッター、リア・スポイラー、カーボン製スリーブを持つチタン製エキゾーストパイプなどのBMW M Performanceパーツが装着済みです。
インテリアでは、「Edition 50 Jahre BMW M」の文字が入ったドア・シル・パネルや・・・・。
「M3 Edition 50 Jahre BMW M」の文字が入ったセンター・コンソールのメタルプレートに・・・。
標準のMスポーツ・シート、もしくはオプションのMカーボン・バケット・シートのヘッドレストに特別デザインの刺繍入り(M3とM4とでちょっとパターンが違う)。
フロントシートだとこんな感じ。
リアシートのヘッドレストにもMストライプ。
シートベルトにもMカラーの織りが入っていますね。
カーボン製の記念スーツケースも用意されています。
BMW M4クーペ 50 Jahreはこんなクルマ
そしてこちらはM4クーペの50周年記念限定車、M4クーペ 50 Jahre。
「欧州と一部地域のみで」販売されるといい、設定されるボディカラーはカーボン・ブラック、マカオ・ブルー、ブランズ・ハッチ・グレー、イモラ・レッド、サンマリノ・ブルー。※こちらはアメリカとカナダでは販売されないようだ
フロントには19インチ、リヤルには20インチのダブル・スポーク・デザインのM鍛造ホイールが装着されています。
なお、このM4クーペの50周年記念モデルについては中国でも販売が行われ、ただし中国市場向けだと特別に「ファイアー・オレンジとストラタス・グレイ」の2色が設定されていて、このこのカラー・セレクションは、中国でのBMW M社の創立記念日が寅年であることにちなんだものだと紹介されています。
ちなみにBMWは何年か前にも「中国の寅年にちなんだ」オレンジの特別仕様車(M3もしくはM4)を設定したことがあり、これは「M社伝統のカラーよりも、中国の文化を重んじた」ということになりますね。
参考までにホイールも特別仕様となっていて、ファイアー・オレンジにてマット・オービット・グレー、ストラタス・グレーにはマット・ゴールド・ブロンズ仕上げがなされている、とのこと。
インテリアの仕様もM3の50周年記念限定モデルとほぼ同じ仕様を持っており、Mカラーのステッチやカーボンファイバーアクセント、そして・・・。
記念限定プレートが装着されています(プレート上のデザインがM3とは異なる)。
シートもMスポーツシート、もしくはオプションのMカーボン・バケットシートを選択可能。
サイドシルにも専用のロゴが入り・・・。
ヘッドレストにはM3の50周年記念限定モデルとはデザインが異なる刺繍が施されます。
合わせて読みたい、BMW関連投稿
-
BMWがバイクにも「M社50周年記念モデル」を設定!M4のイメージカラーを身にまといコンペティションパックを装着した「M 1000 RR 50イヤーズ M アニバーサリー」
| いったいどんなバイクなのか一度でいいから乗ってみたい気もする | 以前から一度でいいのでBMWのバイクを買ってみようとは考えているが さて、BMWのモータースポーツ部門「M」社は今年で50周年を迎 …
続きを見る
-
BMWはM社の50周年記念にとんでもない隠し玉を用意しているらしい!専用の外観を持ち600馬力オーバー、価格は8000万円超、限定台数は50台のみ
| その外観は2015年に発表された3.0CSL オマージュに近いと言われている | ただし度々「期待を裏切った」BMWだけに油断はならない さて、今年50周年を迎えるBMW M社。すでにM専売モデル …
続きを見る
参照:BMW
Copyright © 2022 Life in the FAST LANE. All Rights Reserved.