もっと詳しく


元入管職員の弁護士が語る「入管職員の人権意識」、なぜ消えて失せてしまうのか
「入国管理局(現・出入国在留管理庁)のことが報道されるようになったのは、ここ数年の話ですよね。ようやく入管という場所に社会の目が向けられるようになったというのが、私の実感です」

こう話すのは、1990年代半ばから3年近く入管に勤務したのち、2004年に弁護士登録した渡邉祐樹さんだ。現在、在留資格の問題を抱える人たちの案件に多く関わっている。

弁護士へと転身した理由の一つには、先輩職員からの「…