<p>【速報中】「クアッド」首脳会議、首相官邸で始まる</p><p>【速報中】中国が反発するなか、日米豪印4か国の枠組み「クアッド」の首脳会談が始まりました。岸田首相はロシアによるウクライナ侵攻を念頭に「インド太平洋地域で同じようなことを起こしてはならない」とあいさつしました。 ▽4首脳の経歴、人柄はこちら</p><p>日米豪印の「Quad」(クアッド)首脳会談が24日10時半過ぎから、首相官邸で始まった。ロシアのウクライナ侵攻や中国の覇権主義的な動きへの対応が焦点だ。岸田首相とバイデン米大統領、インドのモディ首相、オーストラリアのア</p><p>ルバニージー首相が対面形式で協議に入った。 5月24日 岸田首相はあいさつの中で、ウクライナを侵略するロシアを念頭に「インド太平洋地域で同じようなことを起こしてはならない」と指摘し、「我々が一堂に会し、『自由で開かれたインド太平洋』という共通のビジョンへの強固なコミットメント(関与)を国際社会に示す意義は極めて大きい」と述べた。 議長の岸田首相が冒頭にあいさつ。続いてオーストラリアのアルバニージー首相ら各国首脳が順に発言した。 クアッド首脳会談はテレビ会議形式を含めて4回目、対面では昨年9月に米国で開催して以来、2回目となる。オーストラリアからは21日の総選挙で勝利した最大野党・労働党の党首で、次期首相の アンソニー・アルバニージー氏 が出席の予定だ。 岸田首相は「クアッド」の首脳会談で、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向け、経済安全保障などの分野での連携を確認したい考えだ。ロシアのウクライナ侵攻を巡っては、インドとの合意形成を優先し、名指しでのロシア批判は避けつつ、共同声明でウクライナの主権を支持する方向で調整が進められている。 5月23日 米国のバイデン大統領は23日、自らが主導する新たな経済圏構想「インド太平洋経済枠組み(IPEF)」の発足を宣言した。 「クアッド」の首脳会談に出席するため来日するインドのナレンドラ・モディ首相が本紙に寄稿。「日本とインドは、戦略的に重要なインド太平洋に位置する民主主義国家として、地域の安定と安全の重要な要」</p>