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 2022年3月16日、「しょこたん」の愛称で親しまれるタレント、中川翔子さんのYouTubeチャンネル“中川翔子の「ヲ」”にて、ベンツ購入動画が公開された。芸能活動20周年記念のご褒美として、ベンツの購入を決めたとのこと。

 自動車専門メディアである当サイトとしては、しょこたん芸能活動20周年を祝して、全力で購入したベンツCクラスを紹介したい!!

 そこで本稿では、しょこたんが「ギザキュン」と感じたベンツはどの車種なのか? そして購入決定したベンツCクラスの魅力について解説する。

中川翔子さんのYouTubeチャンネルはこちら

文/大音安弘
アイキャッチ画像/中川翔子さん公式Twitter ツイートのスクリーンショットより
写真/メルセデス・ベンツ

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「しょこたん」こと中川翔子さん 愛車選びへのこだわりとは

 「しょこたん」の愛称で親しまれるタレント、中川翔子さんがベンツ購入を決断したことはネットニュースでも話題に。“しょこたん”はなぜベンツの購入を決断し、一体どんなクルマを選んだのだろうか。

 自身のYouTubeチャンネル“中川翔子の「ヲ」”にて、2022年3月16日に公開した動画のタイトルは、「ついにベンツ買いました!」というもの。まさにストレートなベンツの購入宣言だ。しょこたんといえば、1年ほど前よりメルセデス・ベンツのコンパクトEV「EQA」を愛車としていたことが知られているが、こちらはメルセデス・ベンツ日本から1年間の期間限定で無償貸与されたもの。おそらく、その終了前に、いよいよ真の愛車を手にするべく、購入を決断したようだ。

 購入のために訪ねたのは、“しょこたん”の地元である東京・中野にある「メルセデス・ベンツ中野」だ。同店前は、お散歩コースだそうで、夜中に店舗前を歩きつつ、憧れのメルセデス・ベンツ車をチェックしていたようなのだ。来店後、担当セールス氏の一押として紹介されたのは、なんと「メルセデス・マイバッハSクラス」。

 やはり一流芸能人には、このクラスを勧めるのかぁと衝撃を受けたが、それは“しょこたん”も同様だった様子。価格や自身で運転することを踏まえると、候補にはならず……。ただ先進のタッチスクリーンだらけの先進感満点の車内とそのまま眠ってしまいそうになるほどの快適な後席に大興奮していた。

 そんな“しょこたん”の愛車選びへのこだわりは、「ボディカラーは赤か白」と「アンビエントライトが装着されている」の2点。そして、直感的に、「キュンときた」クルマと語っている。動画では、しょこたんがCクラスに触れながら、「ギザキュン、最新感が凄い」と興奮ぎみに語った。

 様々な車種を見たなかで、大きく心が動かされたのは、意外にも「Cクラス」だった。決め手となったポイントとしては、「座り心地の良さ」、「メーター周りなどの視認性の良さ」、「どデカいタッチスクリーン」、「アンビエントライト」などを挙げている。また展示車が、希望する赤の「ヒヤシンスレッド」だったことも影響したのかもしれない。

 展示されていたCクラスステーションワゴンは、「C220d アヴァンギャルド」。営業マンが車両価格を約900万円と紹介していたため、パノラマミックスライディングルーフ、レザーエクスクルーシブパッケージ、AMGライン、ベーシックパッケージのメーカーオプションフル装備仕様だったようだ。

愛車となる現行型Cクラスとはどのようなクルマなのか

しょこたんが購入を決めたCクラス(写真は4ドアセダン)。2021年6月に登場した現行型モデルは、全モデルが電動化され、Sクラスで搭載されたメルセデス・ベンツの最新技術を多数採用

 しょこたんの愛車となる現行型Cクラスは、2021年6月29日に、フルモデルチェンジを発表したばかりで、現行型メルセデス・ベンツラインナップのなかでも最新となる。歴代モデル同様に、フラッグシップモデルSクラス譲りの最新技術を多数採用することで、メルセデス・ベンツの最新最良の世界が提供されている。

 ボディタイプは、4ドアセダンとステーションワゴンを用意。現行型CLSより取り入れた疾走感あふれるダイナミックなデザインを取り入れている。その鋭い顔つきは、サメをモチーフとしたシャークノーズと呼ばれるもの。それでもデザイン全体で、ハードな印象を受けないのは、さすがCクラス。

 新型では、全長65mm拡大したことで、より伸びやかなスタイルを構築。さらにボディサイドの高い位置にあるキャラクターラインが、流麗なスタイルを印象付けることにも一役買っている。従来型よりもスポーティな雰囲気を強めているものの、伝統のエレガントさもしっかりと併せ持つ。

 そのインテリアは、まさにSクラス譲りのデザインと機能にあふれるもの。その象徴が、縦型のインフォメーションシステム用のタッチスクリーンだ。さらに、フローティングメーターパネルのコクピットやダッシュボード最上部の美しいデザインのエアコンダクトなども、サイズやデザインはCクラスに専用化されている部分もあるが、その機能と哲学は、Sクラスから受け継いだものである。

 最新鋭のデジタル技術にあふれたコクピット周りは、アンビエントライトの効果もあり、まさにきらびやかでインスタ映えするもの。“しょこたん”の心をぐっと掴んでしまったのも納得だ。

 パワートレインは、204ps/300Nm仕様の1.5L4気筒ターボ「C200」と、200ps/440Nm仕様の2.0L4気筒クリーンディーゼルターボ「C220d」がメイン。2022年2月には、待望のエントリー「C180」も追加。こちらも1.5L4気筒ターボだが、170ps/250Nmとやや出力を絞っている。さらに年内には、セダンにプラグインハイブリッドの「C350e」も追加される予定。

 最新世代では、お約束のエアサスペンションが非設定となるが、コンベンショナルなサスペンションでも、エアサスに負けない上質な乗り味に仕上げているのも大きな価値のひとつ。エアサスに迫ると感じさせる優雅な乗り味を実現させている。

 またエンジンは全て電動化されており、ガソリン車とディーゼル車共にISGを搭載したマイルドハイブリッド仕様で、エネルギー効率を高めるだけでなく、瞬間的にモーターアシストを行うことで加速を強める電気ブースト機能も実現。

 エンジンスペック以上の力強い走りが実現されている。もちろん、メルセデス・ベンツの自慢の先進安全運転支援機能も満載。さらに実際の映像をナビ画面に取り入れ、進行方向を示すAR(拡張現実)ナビゲーションシステムの採用もトピックのひとつだ。

しょこたんはCクラスのどのグレードを選んだのか

 しょこたんは動画内で「Cクラス買います!」と宣言したものの、具体的な仕様は明かされていない。ヒヤシンスレッドのCクラスステーションワゴンに触れ、決断したことからも、ワゴンという選択も考えられたが、おそらくセダンではないかと推測する。

 それは動画内で、セールス氏にAクラスを紹介された際、ハッチバックとセダンを見比べて、セダンの方が「お尻が可愛い」と気に入っていたためだ。またメカニズムの事には一切ふれていなかったため、エンジンはガソリン車でも充分と判断することも予想されるため、「C180アヴァンギャルド」か「C200アヴァンギャルド」のいずれかの可能性が高い。

 ただしボディカラーについては、「ヒヤシンスレッド」と見て間違いない。なぜならば、新型Cクラスの赤は、この一色のみだからだ。購入したCクラスは、今後、動画でもガンガン使っていくと公言しているので、近いうちに、YouTubeでお披露目されるようだ。

 芸能活動20周年記念のご褒美として「Cクラス」購入を決断したしょこたん。本人のユニークなキャラクターを考えると、大定番のメルセデス・ベンツの選択は、少々意外だった。しかし、これまで頑張ってきた自分へのプレゼント! であることを強調している点からも、メルセデス・ベンツへの強い想いがひしひしと伝わってきたのも確か。

 かつて「成功者は、ベンツに乗る」という風潮があったが、最近でも、藤田ニコルさんやマギーさんなど若手女性タレントが、自身のご褒美としてメルセデス・ベンツを選んでいる。いつかは、「メルセデス・ベンツ」という想いは、頂点を目指し、戦う人にとっては、今も昔も変わぬ、一つの成功体験なのかもしれない。

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