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<p>【Hothotレビュー】 近距離の撃ち合い/遠距離の索敵を有利に。32型4K/144Hzゲーミングモニター「G3223Q」</p><p>【Hothotレビュー】近距離の撃ち合い/遠距離の索敵を有利に。32型4K/144Hzゲーミングモニター「G3223Q」</p><p>デル・テクノロジーズ株式会社(以下、デル)は、リフレッシュレート144Hzの32型4K液晶搭載ゲーミングモニター「G3223Q」を4月15日に発売した。直販価格は15万4,800円だが、「【オンライン限定】モニター20% Off クーポン」を適用すれば、12万4,904円で購入可能だ(5月23日時点)。今回はゲーム関連の機能にスポットを当ててレビューしていこう。</p><p>端子は前述の通り、映像3系統(DisplayPort 1.4、HDMI 2.1×2)、USB 3.0(ダウンストリーム)×2、USB 3.0(アップストリーム)、3.5mmヘッドフォン端子が用意されている。 USB 3.0(アップストリーム)をPCに接続しておけば、本体下部のUSB 3.0(ダウンストリーム)×2にキーボードやマウスを直結したり、USBドングルを挿せる。ワイヤレスタイプのキーボードやマウスは、USBドングルを床置きしたPCに接続すると反応が悪くなることがある。至近距離の端子にUSBドングルを挿せば、ワイヤレス接続が不安定になることはないはずだ。 本体下部 背面から見て、下部中央には電源端子、セキュリティーロックスロット、スタンドロック、DisplayPort 1.4、HDMI 2.1×2、USB 3.0(アップストリーム)、下部左には電源ボタン、下部右にはUSB 3.0(ダウンストリーム)×2、3.5mmヘッドフォン端子が配置されている 操作系は本体下部に電源ボタン、本体背面にMenu(メニュー)ボタン、Exit(終了)ボタン、ショートカットキー1(プリセットモード)、ショートカットキー2(輝度/コントラスト)、ショートカットキー3(ダークスタビライザー)が配置されている。 Menu(メニュー)ボタンはジョイスティックタイプで、ショートカットキー1~3には任意の機能を割り当てられる。背面ボタンに何も書かれていないので最初は戸惑うが、一度覚えてしまえば操作性は良好だ。 上からMenu(メニュー)ボタン、Exit(終了)ボタン、ショートカットキー1(プリセットモード)、ショートカットキー2(輝度/コントラスト)、ショートカットキー3(ダークスタビライザー) ケーブル類はスタンドライザーを通してまとめられる スタンドの調整機構は、チルトが-5/+21度、スイベルが60度、高さが100mmとなっている。ピボットには対応していない。32型と大きなG3223Qは、一度セッティングしたらまず動かすことはないだろう。チルト、スイベル、高さにこれだけの自由度があれば、姿勢などに合わせた微調整には必要十分だ。 高さは100mm スイベルは60度 OSDのメニュー構成は少々複雑 OSD(オンスクリーンディスプレイ)は、ゲーム、輝度/コントラスト、入力信号、ディスプレイ、PIP/PBP、オーディオ、メニュー、カスタマイズ、その他……のタブが用意されている。機能的には十分だが、RGBやガンマ値の調整が、「ゲーム→コンソールモード」をいったん「オン」にしてから、再度「ゲーム→コンソールモード」と進み、「RGB」または「ガンマ」を選択しなければならない。少々面倒だ。 一度覚えれば迷うことはないが、もし本製品を購入した場合には から「Dell G3223Qモニターユーザーズガイド」をダウンロードして、メニュー構成を一通り確認することをお勧めする。 OSDには、ゲーム、輝度/コントラスト、入力信号、ディスプレイ、PIP/PBP、オーディオ、メニュー、カスタマイズ、その他……のタブが用意 Windows上から利用できるユーティリティ「Dell Display Manager」も提供されている リフレッシュレートと応答速度の効果はいかに ここではゲーミングモニターとしての性能を確認するために、リフレッシュレートと応答速度をチェックしてみよう。まず、リフレッシュレートについては、G3223Qのリフレッシュレートを60Hz、120Hz、144Hzとしたうえで、「PUBG: BATTLEGROUNDS」のフレームレートをそれに合わせて60fps、120fps、144Hzに設定し、デジタルカメラのハイフレームレート(240fps)モードで撮影してみた。 60Hz/60fps、120Hz/120fps、144Hz/144fpsに設定して、PUBGで高速旋回しているときの画面をハイフレームレート(240fps)モードで撮影 60Hz/60fpsと120Hz/120fpsの差は歴然としている。実際にPUBGで数回ゲームもプレイしてみたが、至近距離での撃ち合い、遠距離での索敵が断然有利になる。120Hz/120fpsから144Hz/144fpsへと設定を変えた際には、正直あまり差は感じなかった。しかし、上の動画のように並べてみると滑らかさに差はあるので、上級者レベルでの戦いでは恩恵を受けられるだろう。 応答速度についてはG3223Qのリフレッシュレートを144Hz、PUBGのフレームレートを144fpsにしたうえで、G3223Qの応答速度を「高速」(4ms)、「超速」(2ms)、「最速」(1ms)に設定し、シャッタースピードを1/4,000秒に設定したカメラで静止画を、ハイフレームレート(240fps)モードに設定したカメラで動画をそれぞれ撮影してみた。 応答速度を「高速」(4ms)、「超速」(2ms)、「最速」(1ms)に設定し、PUBGで高速旋回しているときの静止画と動画を撮影した 「高速」(4ms)設定時。十数枚シャッターを切り、同じ鉄橋が写っている4枚の画像を切り出して合成している(以下、同) 「超速」(2ms)設定時</p>