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隆中 6首をあげた諸葛亮(しょかつりょう)は、前方をみつめたまま、「僕佐(ぼくさ)、話がある」と、いい、帰宅するとすぐに奥にはいり、ふたりだけになった。「叔父(おじ)の家産のことだが……」と、諸葛亮は話を切りだした。「あなたさまがお継ぎになるべきであり、なんの問題もないと存じます。…