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厚生労働省が24日発表した2021年度の毎月勤労統計(確報、従業員5人以上)によると、物価変動の影響を除いた実質賃金は前年度に比べて0.5%増えた。プラスは5年ぶり。残業代など所定外給与が上向いた。全体として戻りは鈍く、新型コロナウイルス禍前の水準には届かなかった。21年度の実質賃金指数(20年…