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「あの本、私にも読めますか」。山里勝己さんはタクシーで運転手にそう聞かれたことがある。うなずくと、運転手は「買って子どもへの置き土産にしたい」。その言葉に使命感を新たにしたという ▼名桜大学が手掛ける「琉球文学大系」の刊行が始まった。点在している研究成果を誰もが親しめるようにまと…