<p>子どものワクチン接種 打ったほうがいい? 打たなくてもいい?|NHK</p><p>子どものワクチン接種 打ったほうがいい? 打たなくてもいい?</p><p>【NHK】5歳から11歳の子どもへの新型コロナウイルスのワクチン接種が始まってから2か月余りがたちました。ワクチンを2回打った子どもはおよそ6%、16人に1人ほど。子どもはコロナに感染しても重症にはなりにくいですが、今も子どもの感染は相次いでいて、さらに、もうすぐ大型連休で出かけることも多くなるため、感染が心配にもなります。ワクチンを打ったほうがいいか、打たなくてもいいか。</p><p>大切なのは「ワクチンを打つことで起きるであろうよいこと=利益」と、「ワクチンを打つことで起きるかもしれない悪いこと=リスク」を比べて、どちらが大きいか考えてみるということです。 ワクチンを打つ利益には、例えば、自分自身がコロナに感染して重症になることを防げること、周りの人に感染を広げないこと、学校などで安心して過ごすことができる、といったことがあります。 ワクチンを打つことで起きるかもしれないリスクは、打ったあとに望まない体の反応、副反応が起きることがあります。(アメリカ・CDC=疾病対策センターの資料より) さらに、今でも子どもの間で感染が多く起きていること、日本では感染しても重症になる子どもは少ないこと、それに、日本でも世界でも多くなっているオミクロン株と呼ばれるウイルスには、ワクチンで感染を防ぐ効果が下がっていることも考えるポイントになると、専門家は話しています。 子どももコロナのワクチンは無料で受けられますが、はしかや、みずぼうそう、日本脳炎などのワクチンのように、子どもが受けるよう保護者が努めなければいけないものではありません。 ワクチンの利益とリスクを比べて打つかどうか、家庭でも一緒によく考えて、打ったほうがいいか、打たなくてもいいか、考えることが大切です。 よく考えるために新しいものも含めて、詳しいデータを示します。</p>