2022年7月より放送開始する大ヒット韓国ドラマ『梨泰院クラス』のジャパン・オリジナル版『六本木クラス』。
主役の宮部新を演じる竹内涼真をはじめ、ダブルヒロインで楠木優香役の新木優子、麻宮葵役の平手友梨奈が発表され期待が高まるなか、新の宿敵となる長屋ホールディングス会長の息子たち、長屋龍河役と長屋龍二役で早乙女太一と鈴鹿央士が出演することが決定した。
龍河と龍二は異母兄弟。その生い立ちの背景も性格もまったく違うが、異なる立場からやがて新の運命を翻弄していくことになる。
◆早乙女太一、巨大企業のドラ息子役で徹底した悪役を熱演!
早乙女が演じるのは、宮部新と楠木優香の同級生で長屋ホールディングス会長・長屋茂の長男・長屋龍河。
茂の後継者として育てられ、父の権威を振りかざして傍若無人に振る舞い、後に新をどん底におとしいれるきっかけを作る人物だ。
龍河は、『梨泰院クラス』ではチャン・グンウォンの徹底した悪役ぶりが話題になった役で、早乙女は大衆演劇で培った立ち回りや演技力を存分に生かしながら、新たな一面を披露することになる。
早乙女いわく龍河は「考えられない程心底どうしようもない奴(笑)」。それだけに、「これまでやらせていただいた役の中でも、このキャラクターは1番共感することが難しくとても悩みました」と当初の心境を明かす。
それでも「チャレンジしてみたい」と思い、出演を決意したそう。「心の奥底で感じる感情はどんな人間も同じだと思っているので、何が彼をそうさせてしまったのかをしっかりと向き合いたいと思います。初めて挑むキャラクター性、役どころなので、精一杯努めたいと思います」と意気込みを語る早乙女。
新境地となる今作でどんな姿を披露してくれるのか注目だ。
◆鈴鹿央士、長屋家の愛人の子ども役に!
一方、鈴鹿が演じるのは、長屋茂の次男で、愛人との間に生まれた子どもの長屋龍二。
それまで家に居場所がなかった龍二だが、新と出会い、新が長屋に復讐を誓っているとは知らず「二代目みやべ」で働くことに。また、葵の同級生で密かに思いを寄せる役どころだ。
鈴鹿は今作の話を聞いた際に「かなり興奮しました」と言い、「個人的に『梨泰院クラス』を何度か見ていて、日本で作るとどんな作品になるのか楽しみでした。複雑な立ち位置ではありますが、楽しみながら演じることができればいいなと思います」と期待に胸を膨らませる。
また、『ドラゴン桜』以来約1年ぶりに平手と共演する鈴鹿は、「前回と役柄も違い、楽しみで嬉しいですと会話をしました」と再会の様子を明かし、「現場でお会いした時はキラキラした印象に尊敬や憧れのようなものを感じて、改めてスターだなと…」とその際の印象を語った。
最後には、「とても好きな作品なので、日本版では店や風景がどんな風になるのか、一視聴者としても楽しみつつ、作品の中でしっかりと流れを掴んで演じていけるよう頑張ります。皆さま、楽しみにしていてください」と意気込みと共にメッセージ。
複雑な背景を抱える難役に挑む鈴鹿、劇中では予想外の大胆な行動を起こす場面も…。若手俳優のホープは、どう魅せてくれるのか。