四半世紀にわたって議論されながら、いまだ結論が出ない選択的夫婦別姓の議論。長く政治部記者として活躍してきた佐藤千矢子さんは「この問題に賛成するか反対するかは、私にとって『オッサン』(オッサン予備軍を含む)かどうかを判断するリトマス試験紙のような役割を果たしている」という――。 ※本稿は、佐藤 千矢子『オッサンの壁』(講談社現代新書)の一部を再編集したものです。 ■進まない選択的夫婦別姓の議論 選…