センターコンソールも完全に新設計されるとの噂も!?
メルセデスベンツの人気オフローダー『Gクラス』改良新型の最新プロトタイプをカメラが鮮明に捉えた。
初代Gクラスは1979年に発売。過去40年間ほぼ変わらぬエクステリアデザインをキープしながら進化し続け、2018年には実に28年ぶりのフルモデルチェンジを敢行しており、これが「W463」型初の大幅改良となる。
前回は夜間の撮影だったが、今回は白昼のためより鮮明にプロトタイプをみることができると同時に、いくつかの違いもみられる。グリルの水平スラットから判断すると以前の「G63」ではなく、下に位置する「G550」の可能性が高い。またコーナーエアインテークのサイズが異なっているほか、ボンネットフードは中央の隆起部分が排除されているように見える。
側面では下向きに曲がるフェンダーフレアの角度が鋭角になっており、サイドマウントエキゾーストパイプがないため、やはり「G63」でないようだ。後部ではLEDテールライトとバンパーが新設計されると予想される。
キャビン内では、ついに最新のMBUXインフォテインメントシステムを手に入れる。意外だが、GクラスはMBUXを持たないブランド唯一のモデルなのだ。また「Sクラス」、「Cクラス」、そして「SL」新型同様に巨大なタッチスクリーンを配置し、センターコンソールも完全に新設計されると噂されている。
ラインアップは、3.0L直列6気筒ディーゼルターボエンジンの「G350d」、4.0L V型8気筒ガソリンターボエンジンの「G550」、同エンジンを最高出力585psまで高めたAMG「G63」となる。
メルセデスベンツでは、Gクラスファミリーの拡大を計画しており、4×4スクエアード新型、フルエレクトリックバージョンの「EQG」などの発売も期待される。EQGでは、107.8kWhのバッテリーを積み、デュアルモーターパワートレイン、全輪駆動を提供する。
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