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5月1日(日)、21年ぶりに福岡PayPayドームで新日本プロレス『WRESTLING DONTAKU 2022』が開催される。

メインイベント(第9試合)ではIWGP世界ヘビー級王者のオカダ・カズチカが、4度目の防衛戦として内藤哲也を迎撃。両者は2022年3度目のシングルマッチとなる。

オカダは4.9両国で『NEW JAPAN CUP 2022』(以下、『NJC』)覇者のザック・セイバーJr.を迎撃。サブミッションを軸とした猛攻に追い込まれるも、ザックが『NJC』優勝を飾ったセイバードライバー(ユー・スピン・ミー・ラウンド・テクノ・リミックス)を開脚式ツームストンパイルドライバーで切り返すと、最後は伝家の宝刀レインメーカーで紙一重の勝負を制し、ベルトを死守した。

その試合後、オカダは「次のチャレンジャーは俺が決めていいよね。『NEW JAPAN CUP』覇者を倒したのに、(準決勝戦で)負けた人に借りを返さ“ないとう”ダメだよね?」と、自身が『NJC』準決勝で敗れた内藤を呼び込み、次期挑戦者に逆指名。

これに対し内藤が「今年3度目のシングルマッチ。もしかしてオカダ、俺とのシングルマッチが好きなの?俺はオカダとのロックアップが大好きだよ。日時と場所は勝手に決めてくれ。俺とオカダによる今年3度目のシングルマッチ、よろしくお願いします」と、受けて立つ構えを見せる。

するとオカダは「5月1日、(福岡)PayPayドームで勝負だ、コノヤロー!俺はあなたのデスティーノが大好きですよ。食らわせることができるなら、食らわしてみなさい!」と咆哮した。

両雄は2022年の2.20札幌でIWGP世界ヘビーを懸けて対戦し、そのときはオカダがレインメーカーで激勝。だが、3.26大阪城の『NJC』準決勝では、内藤がポルボ・デ・エストレージャでオカダから技アリの勝利をスコア。

これまで新日本最高峰のベルトを巡る戦いや『G1 CLIMAX』公式戦など、多くの名勝負を紡いできたオカダと内藤。その対戦戦績は6勝6敗と互いに一歩も譲らず、2022年3度目のシングル対決も一進一退の攻防となるのは間違いない。

オカダのレインメーカーが2月に続き炸裂するか、それとも内藤がデスティーノで今度こそ世界ヘビーを奪取するか。約21年ぶりの福岡PayPayドーム大会を勝利で締めくくるのははたして?

◆激闘必至の王座戦!さらにレジェンドレスラーも

そのほか、セミファイナル(第8試合)ではSANADAが返上したIWGP USヘビー級王座の新王者決定戦で、棚橋弘至とウィル・オスプレイが激突。第7試合はIWGPジュニアヘビー級王者のエル・デスペラードが、石森太二を相手に4度目の防衛戦に臨む。

第6試合はタマ・トンガが、“キング・オブ・ダークネス”EVILのもつNEVER無差別級王座にチャレンジ。第5試合ではIWGPタッグ選手権試合3WAYマッチとして、王者チームのジェフ・コブ&グレート-O-カーン組が、前王者チームの“毘沙門”後藤洋央紀&YOSHI-HASHI組、そしてバッドラック・ファレ&チェーズ・オーエンズ組と三つ巴の戦いを敢行する。

第4試合はIWGPジュニアタッグ王者の“6or9”田口隆祐&マスター・ワト組が、金丸義信&DOUKI組を相手に2度目の防衛戦。第3試合はスペシャルシングルマッチとして、タンガ・ロアと高橋裕二郎の遺恨対決が繰り広げられる。

第2試合は4.20後楽園大会の結果を受けて、YOHと高橋ヒロムのスペシャルシングルマッチが急遽実現。さらに第1試合のスペシャル6人タッグマッチでは、“炎の飛龍”藤波辰爾と鷹木信悟、そしてヒロムの代わりにBUSHIがトリオを結成し、ザック・セイバーJr.&タイチ&TAKAみちのく組と激突する。