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<p>得意分野で貢献、後方支援に当たるウクライナ市民</p><p>得意分野で貢献、後方支援に当たるウクライナ市民</p><p>【4月23日 AFP】ウクライナ西部リビウ(Lviv)の倉庫で、ボランティアのロマン・コロボチョク(Roman Kolobochok)さん(35)は、ロシア軍との最前線で戦う友人のため狙撃用スコープを米国から取り寄せようとしていた。</p><p>リビウの別の倉庫には、手作りの迷彩ネットやミネラルウオーターの箱、軍用ブーツ、旗、潜伏場所を造るのに使うチェーンソーなどが山積みになっていた。 ■自分にできる範囲で 前線を支えているのは物資調達班だけではない。侵攻当初、大勢の避難民がリビウに殺到した際は、避難所の手配や避難民の受け付け、着替えの調達など、皆が自分にできる範囲で協力した。 結婚プランナーでタクシー会社も経営するパウロ・ボドナル( )さん(29)は、軍への入隊が認められなかったため、駅でのボランティアを買って出た。 夜間外出禁止令の下で車を運転する許可を取得し、夜10時以降に到着した列車の乗客を無料で乗せている。戦火を逃れてきた人もいれば、いったん国外に避難したものの戻ってきた人もいる。</p>