| 新型M2はBMW M最後のマニュアル・トランスミッション搭載モデルに? |
前後フェンダーの張り出し、そのワイド感はM4よりもスゴそうだ
さて、BMWは新型7シリーズ / i7を発表したところですが、BMW M社の50周年となる今年には多数のMモデルが発表されることになるものと思われ、まずはXMが発表済、そしてM3ツーリングにM4CSL、さらにはM4 CSやM3 CSの可能性が示唆されていて、そしてもちろん今回ニュルブルクリンクで目撃されたM2も発表されることになりそうです。
このM2はおそらくレギュラー版Mモデルとしては「最後の」マニュアル・トランスミッション装着車となる可能性が高く(もちろん8速ATも選択可)、しかも後輪駆動のみがラインアップされ、つまりは「限りなくピュア」なスポーツカーだと考えられます。
そのスタイルは独特に
なお、M2のベースとなるM2そのものも非常に独特な、ほかのBMWとは異なるスタイリングを持っており、よってこのM2も非常に個性的なデザインが与えられることになりそう。
ちなみにこちらはM4 CSLと思われるプロトタイプとバトル中の図ですが(やはりハードコアなM4 CSLにはかなわないようだ)、フロントのデザインが大きく異なることがわかります。
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前後フェンダー、サイドステップは大きく張り出しているもよう。
キャビンは上に向かってかなり絞り込まれており、リアバンパーの形状も独自性が強く、「ハの字」っぽい立体的なラインも見えますね。
サイドから見ると2シリーズ・クーペ同様に「ロングノーズ、ショートデッキ」スタイルを持つことがよくわかります(リアトランクフードが非常に短い)。
キドニーグリルは横長、そしてバンパー左右のエアインテークはボクシーかつ出っ張った形状。
ヘッドライトは専用デザインになると言われるもののこの動画からは確認できず、しかしカモフラージュ用のシートで広い範囲が隠されているところを見るに、そのデザインを「まだ見せたくない」のでしょうね。
搭載されるエンジンはM4/M3に積まれる3リッターターボのデチューン版となり、ウワサでは450馬力を発生する、とも。
そしてこの450馬力というのは先代M2 CSとほぼ同じ出力となりますが、新型M2のモデルライフ後半にはさらに高出力化されたモデルが登場すると目され、M2にも「CS」もしくは「CSL」が設定されるのでは、と囁かれています。
BMWはほぼすべてのMモデルに「CS」「CSL」の商標を登録しているものの、これは他社に商標を取られないように自身で先に取得したものだと思われ、よってこれがすぐに「M2 CS」「M2 CSL」の発売につながるわけではなく、このあたりは続報を待つしかなさそうです。
新型BMW M2、M4CSLがニュルブルクリンクにてバトルを繰り広げる動画はこちら
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