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<p>関東 大気の状態が不安定 23日昼前まで天気の急変に注意(気象予報士 小室 拓也)</p><p>【関東 大気の状態が不安定 23日昼前まで天気の急変に注意】 22日夜、関東地方は雨雲やカミナリ雲が発達し、バケツをひっくり返したような雨が降..</p><p>22日夜、関東地方は雨雲やカミナリ雲が発達し、バケツをひっくり返したような雨が降った所もありました。大気の不安定な状態は23日の昼前まで続く見込みです。天気の急変にご注意下さい。</p><p>能登半島沖には低気圧があり、東南東に進んでいます。低気圧をとりまく雨雲が数字の『9』を描くように北陸から山陰にかけて広がっています。 関東には23日の昼前にかけて、この雨雲がかかる見込みです。 上空には、この時期としては強い寒気が流れ込み、局地的にカミナリが鳴ったり、ザっと雨脚が強まることもあるでしょう。一時的に滝のような非常に激しい雨が降る恐れもあります。 朝の通勤通学の時間帯に重なる恐れもあるため、時間に余裕を持った早めの行動を心がけましょう。 局地的な大雨、いわゆる「ゲリラ豪雨」が街中で発生すると、アスファルトなどによって水はけが悪いために、思わぬ所に水が溜まる恐れがあります。そこで、避難の際は、次の3つのことに注意が必要です。 ①雨宿りをする際は、建物の地下室や、地下街などではなく、建物の1階以上の場所を選びましょう。橋の下も、川が増水する恐れがありますので、絶対に避けて下さい。 ②浸水した道路を歩く時は、とても危険です。水の流れに足をとられてしまう恐れがあるだけでなく、足元が見えないので、側溝やマンホールに落ちてしまう可能性もあります。やむを得ず、水の中を歩く場合は、棒などで足元を確認しながら進みましょう。 ③アンダーパスなど低い所を通る道路では、車が水につかると、水圧によって、ドアが開かなくなることもあります。運転の際は、なるべく低い所を通る道路を避けるよう、心がけてください。</p>