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心神喪失だからといって、息子を殺した男を社会から消し去っていいのか 父の苦闘
愛する一人息子の命を奪った加害者は「責任能力」がないとして、起訴されることもなく、医療機関に入院した。

息子の最期について、すべてを知りたいーー。父がそう願っても、加害者と接触はできず、裁判もないため真相は見えてこない。

事件から数年が経過し、加害者は退院。社会復帰に向けた取り組みが始まった。遺族である父の胸中には今なにが浮かんでいるのか。(ジャーナリスト・本田信一郎)

●消える加害者、「…