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順天堂大のセンチュリータワーがそびえるお茶の水周辺=東京都文京区(共同)日本における探偵小説の基礎を築いた江戸川乱歩は、生涯で46回も転居したと自ら記録に残している。生まれ故郷の三重県から名古屋市を経て17歳で東京に出てくると、本郷や牛込、高田馬場などを転々。そのうちの幾つかは、後の…