<p>米、国連人権弁務官の訪中に「深い懸念」</p><p>米、国連人権弁務官の訪中に「深い懸念」</p><p>【5月21日 AFP】米国務省のネッド・プライス(Ned Price)報道官は20日、国連(UN)のミチェル・バチェレ(Michelle Bachelet)人権高等弁務官が訪中し、新疆ウイグル自治区(Xinjiang Uighur Autonomous Region)を視察すると発表したことについて、「深く懸念している」と表明した。</p><p>また、OHCHRは新疆ウイグル自治区の人権状況に関する報告書を直ちに発表するとたびたび請け合いながらいまだに発表していないとして、訪中前に発表するよう要請した。欧米諸国は、中国政府がウイグル人やトルコ語系少数民族の「ジェノサイド(集団殺害)」を行っていると非難している。 プライス氏はさらに「(バチェレ氏が)新疆ウイグル自治区での残虐行為や中国国内での人権侵害や虐待を示す明白な証拠を前に沈黙し続けていることを深く懸念している」とし、人権問題について同氏は率先して声を上げるべきだと述べた。(c)AFP/Nina Larson with Shaun Tandon in Washington</p>