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前回までのあらすじ 娘の清子とその夫の西郷従道、妻の富樹子を完成間近の紙幣寮印刷工場に案内した紙幣頭・得能良介は、対立する2人の盟友、大久保と西郷につかの間、思いをめぐらせた。朝陽閣と称される新工場が稼働し、いよいよ新政府紙幣づくりが本格始動する。 (前回を読むには、こちらをクリッ…