世界各国の美しい港町や風景を伝える番組『港時間』。
4月15日(金)の放送では、アメリカ・マイアミにあるココナッツグローブを紹介した。
マイアミ南部に位置し、美しい海に囲まれた街・ココナッツグローブ。静かな湾にはヨットが停泊し、次なる旅路に備えている。
画家のリサ・レメニーさんは、この街の美しさに魅了された者のひとり。長年風景を求め転々としていたが、この地に定住し、アトリエを構えた。
そのアートメッセージは、「光と魔法で見る人に心の安らぎを与えること」――。ココナッツグローブの自然をモチーフに創作を続けること38年、今ではマイアミを代表する画家のひとりとなった。
パブリックアートも手がけている彼女の作品は、こんな場所にも。街中が彼女のキャンバスなのだ。
日課は港の散策で、風に吹かれれば自然と新しいアイデアがわき出てくるというレメニーさん。
「ココナッツグローブは私を励まし刺激を与えてくれる場所。いつまでも描きたい」と笑顔で語っていた。
なお、次回4月22日(金)放送の『港時間』は、スウェーデンのストックホルム群島を特集。この港で生まれ育った元船大工に、昔からの島での生活の様子を聞く。