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「2030年には187万人の人手不足」失踪したケアワーカー“山谷のマザー・テレサ”に見た介護業界の限界
 2025年、団塊の世代が後期高齢者となり、医療や福祉の需要は必然的に増していく。大手人材派遣・パーソルの試算によると、2030年には医療・福祉の分野で187万人の人手不足が発生するという。これは群馬県の人口に匹敵する規模だ。
 さらに拍車をかけるように、近年の新型コロナウイルス禍で派生する激務から職場を去る看護師や介護士は後を絶たない。東京都内の総合病院に勤務するキャリア15年の看護師は次のよ…