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<p>言えなかった。男子トイレにサニタリーボックスが欲しいなんて | NHK | News Up</p><p>男子トイレにもサニタリーボックスを 男性が尿漏れパッドを捨てる場所をなかなか見つけられないと語るネット動画から、設置が一部で始まっています</p><p>【NHK】膀胱がんや前立腺がんの手術後に尿漏れで悩む男性が使うパッドや紙おむつ。使用済みはどこへ?男子トイレには捨てられない?</p><p>設置が広がり、当事者の方から『設置してくれてとても助かっている』といったうれしい反響がありました。トイレの話だし、恥ずかしさもあると思いますが、困っているときは声に出すことが大切だと改めて思いました。 尿漏れパッドやおむつを使用する人は増え続けています。 また国立がん研究センターによると、2018年に男性が新たに診断されたがんは、手術後に尿漏れに悩む人がいる「前立腺がん」が最も多くなっています(国立がん研究センターがん統計:がん罹患数の順位) 自分だけじゃなかった こう話すのは、一般社団法人「日本トイレ協会」で事務局長を務める砂岡豊彦さん(67)。自身も尿漏れパッドを捨てるのに困っていた当事者でした。 砂岡さんの場合はがんではなく、太ももの付け根に“骨折したような痛みが何度も走る”という「変形性股関節症」でした。 30代の時は痛み止めを飲まないと生活がままならず、40代後半には大きめの座薬を1日3回入れないと夜も眠れない。座薬が溶け出すとお尻から漏れ出してスーツまでシミが広がってしまうため、女性用の生理ナプキンを手術を受ける前の55歳までの約5年間、毎日つけていました。 夏場は1日に3回から4回交換する必要がありましたが男性用トイレに捨てる場所がなく、かばんに入れて持ち歩くしかありませんでした。 回答した男性336人のうち38人が尿漏れパッドやおむつを使っていて、その約7割が“捨てる場所がなくて困っていた”と回答したため「悩んでいたのは自分だけではなかった」と感じたといいます。 日本トイレ協会 砂岡事務局長</p>