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紙の本に魅力詰め、次代へ 1900(明治33)年、大阪の出版社で21歳の発行主と23歳の編集主宰が『小天地』と題した総合文芸誌を創刊した。若き青年2人の志は「東京の雑誌にひけをとらない、質の高いものをつくる」。それから約120年後の2022年、京都で学術出版社を起こした31歳の山本捷馬(しょうま)さ…