沖縄「慰霊の日」 式典に首相招待 コロナで3年ぶり (毎日新聞)

沖縄県は31日、太平洋戦争末期の沖縄戦の犠牲者を悼む「慰霊の日」(6月23日)に同県糸満市の平和祈念公園で開く沖縄全戦没者追悼式に、3年ぶりに首相を招待すると明らかにした。2020、21年は新型コロナウイルスの感染拡大を受け、首相ら県外からの招待を見送っていた。岸田文雄首相が参列すれば、就任……

新潟・三幸製菓、トップやっと会見 6人死亡火災 発生から3カ月半 (毎日新聞)

新潟県村上市の米菓製造大手「三幸製菓」荒川工場で今年2月に6人が死亡した火災で、会社側は5月31日、火災の発生後初の記者会見を新潟市の本社で開いた。佐藤元保代表取締役最高経営責任者(CEO)は亡くなった従業員6人と遺族に陳謝し、原因の究明や再発防止に努める考えを示した。 火災は2月11日深夜……

線状降水帯予測、1日開始 「的中率4分の1」なぜ必要? (日本経済新聞)

気象庁は1日から集中豪雨をもたらす「線状降水帯」の予測情報の提供を始める。全国を関東甲信、九州北部など11地方に分け、大雨の可能性が高まる半日ほど前から伝えるという。気象庁によると、予測した地方で実際に線状降水帯が発生する「的中率」は4分の1程度。それでも発表に踏み切るのはなぜか。自……

新型コロナ 雇調金特例措置、9月末まで延長 (毎日新聞)

厚生労働省は31日、新型コロナウイルスの感染拡大で助成率や上限額を引き上げている「雇用調整助成金」(雇調金)の特例措置について、9月末まで3カ月延長すると発表した。 厚労相の諮問機関「労働政策審議会」に提示した。政府は当初8月末まで2カ月の延長を検討していたが、7月に控える参院選への影響……

立憲「切り札」迫力不足 終盤国会、参院選控えた対決 野党足並み不安、手遅れ感も (毎日新聞)

6月15日の国会会期末が2週間後に迫り、立憲民主党は各種不信任決議案などの提出を検討している。夏の参院選が直後に控えるだけに本来、野党第1党にとって政権との対決ムードを盛り上げる有効なカードになり得る。だが、野党内の意見は割れ、腰が定まらない。与党ペースの国会審議が続く中、野党として……

防衛費シェア低下、警告 「東アジア戦略」防衛研年次報告 (毎日新聞)

防衛省のシンクタンク・防衛研究所は31日、日本周辺の安全保障環境を分析した年次報告書「東アジア戦略概観2022」を公表した。米中の競争が激化する中、東アジア全体の国防支出に占める日本の防衛費の割合低下が「地域の軍事バランスに重要な影響を及ぼしている」と指摘。「日本がどの程度の努力を払う……

新しい資本主義、計画案公表 末広徹氏/矢嶋康次氏 (毎日新聞)

既視感あり、総花的 大和証券シニアエコノミスト 末広徹氏 分配の概念から注目された「新しい資本主義」だったが、最終的にまとまったものは、過去の成長戦略と同じ総花的なものとなった。科学技術やデジタル化、貯蓄から投資といった部分など、これまでの政権が提示してきた施策と重なる部分も多く、……

自民が「ガバナンスコード」 (毎日新聞)

自民党は31日、党運営の指針となる「ガバナンスコード」を決定した。政治とカネを巡る問題などを踏まえ、政治倫理の徹底や政治資金の透明性確保を図る狙い。外部有識者を交えた「ガバナンス委員会」の設置や、所属議員へのコンプライアンス(法令順守)研修実施などを盛り込んだ。 党改革は、2019年参……