豊かな時間 千葉市花見川区・佐々木美智子(医療事務・50歳) (毎日新聞)

もうすぐ職場の人に誘っていただいた、さだまさしさんのコンサートだ。コロナ禍で文化的なものに触れる機会が少なかったので、とても楽しみにしてきた。 予習にと貸していただいたCDを聴くと、4年前に亡くなった母がすぐそこにいるように感じた。母も20年以上前、さださんのコンサートに行く前に、車の……

新ショウガと鶏ひき肉の炊き込みご飯 (毎日新聞)

新ショウガは茎の先が鮮やかな赤色のものが良品です。 ≪主な材料≫(2人分) ▽米 1合 ▽新ショウガ 20グラム ▽鶏ひき肉 50グラム ▽油揚げ 1/3枚 ▽ミツバの茎 4本 ▽A(だし汁1カップ、しょうゆ小さじ2、みりん小さじ1強、酒小さじ1) ≪作り方≫ <1>米は洗って30分浸水させ、ザルにあ……

2022年・新型コロナ かかりつけ医、地域密着へ研修必要 日本プライマリ・ケア連合学会・草場鉄周理事… (毎日新聞)

かかりつけ医は新型コロナウイルス感染症の患者にしっかり関われなかった――。さまざまな健康問題に対応できるかかりつけ医の育成に取り組む日本プライマリ・ケア連合学会理事長の草場鉄周医師(47)は省みる。「町のお医者さん」を再び身近で頼れる存在にする方策はあるのか。 ●入院判断役担えず ―……

『小さき王たち 第一部・濁流』 堂場瞬一さん (毎日新聞)

(早川書房・2090円) 大河政治小説の3部作 作家、堂場瞬一さんの新刊「小さき王たち」がこの春、早川書房から刊行された。新聞記者と政治家の3代にわたる対立を軸にした物語。政治と報道を巡る3部作の第1弾だ。新聞記者を経てフィクションの世界に入った堂場さんは「大きな時間軸のなかで、日本の政界……

/191 吉田修一 写真・王秉蒼 (毎日新聞)

台所から水音が聞こえ、世之介は目を覚ました。 いつの間にか食堂のソファで眠ってしまっていたらしく、誰かが毛布をかけてくれている。 時計を見ると、すでに深夜一時を回っている。明日の撮影の下調べをしようと部屋から持ち出していた資料がテーブルにきちんと積まれているところを見ると、誰かが整……