俳優、演出家の朝比奈尚行さん(73)が主宰するパフォーマンス劇団「時々自動」の新作「時々展覧会」が、荒川区東日暮里3のアート・イベントスペース「元映画館」で上演されている。新型コロナウイルス禍で一時休止していた活動を再開。3年ぶりの公演だ。 時々自動は1980年代に活動を開始し、身体表現……
映えスポ 秀吉がつくった寺町 (日本経済新聞)
大阪市天王寺区には小さな寺が密集する寺町がある。豊臣秀吉がまちづくりの一環で各地から寺を集めたとされ、とくに松屋町筋沿いに多い。上町台地の西側の端で急勾配の坂が多く、付近には「夕陽丘」という地名が残る。かつては坂の上から、大阪湾に沈む夕日を望むことができた。11世紀ごろまでに広まっ……
バスケットボール 「立川ダイス」がB3リーグ参入 10月から、3人制も維持 /東京 (毎日新聞)
立川市を本拠地とする3人制プロバスケットボールチーム「立川ダイス」は30日、男子5人制のBリーグ3部(B3)に10月から参入すると発表した。4月に行われたB3理事会で正式に決まった。ホームゲームとして、同市泉町のアリーナ立川立飛で26試合が行われる予定。 立川ダイスは、立川商工会議所や立川市商店……
武将たちが語る幸村/理詰めで描く人間像=内藤麻里子 (毎日新聞)
戦国末期の武将、真田信繁は「幸村」の名の方が親しまれている。これは軍記物の影響による誤認と言われるが、ともあれ信繁(幸村)伝説に新たな物語が加わった。今村翔吾さんの『幸村を討て』(中央公論新社)である。 戦国最後の戦である大坂の陣に臨む信繁について、家康や伊達政宗ら徳川方と、織田……
第80期名人戦七番勝負 渡辺明名人-挑戦者・斎藤慎太郎八段 第1局の8 (毎日新聞)
見送られた強襲 観戦記・関浩 2日目の朝は、1日目の指し手を再現することから始まる。記録係の棋譜読み上げに従って両対局者が封じ手の局面を盤上に再現し、正立会の青野照市九段が盤側近くに座を移して封じ手を開封する。「封じ手は[先]5三銀成です――」 青野九段の発声を受けて渡辺が[先]5三銀……
凄カワどうぶつ図鑑 (毎日新聞)
凄カワどうぶつ図鑑(東京=後6・30) 動物の「すごい」と思えるその習性と「かわいい」側面の両方を、豊富な映像を交えて紹介するバラエティー特番。MCはお笑いコンビ・ニューヨークの嶋佐和也と屋敷裕政。 南アフリカのコビトマングースは、鳥を前にして死んだふりをするが、それには「敵の攻撃を逃……
将棋 7年越しの「十七世」獲得 谷川浩司九段 (毎日新聞)
1983年の第41期名人戦。谷川浩司九段(60)は加藤一二三名人(当時)を4勝2敗で破り、史上最年少の21歳2カ月で名人位を獲得した。中学2年の冬にプロになって6年半。初タイトルが最高峰の名人で、「谷川時代」の幕開けを告げるかのようだった。しかし、その後も先輩の大名人と後輩の天才集団のはざまで……
囲碁 上野愛咲美女流棋聖 国際棋戦で優勝 日本勢初、女性棋士の層厚く (毎日新聞)
<SENKO CUPワールド碁女流最強戦2022決勝戦 上野愛咲美VS盧?樺> 上野愛咲美女流棋聖が4月8~10日に開催された国際棋戦「SENKO CUPワールド碁女流最強戦2022」で、日本勢初の優勝を果たした。これまで世界戦では中国、韓国が圧倒的に強く、日本の優勝はおろか、上位進出もほとんどなかった。今回は決……
ファッションデザイナー・鳥居ユキさん 惑わされず、自分を信じて (毎日新聞)
ファッションデザイナー、鳥居ユキさんは19歳でデビューしてから今年で60年を迎える。終戦直後の東京・早稲田に洋装店を開いた祖母、銀座に進出した母と、デザイナーのバトンを3代にわたってつないできた鳥居さんの創作の原点には2人から受け継いだ哲学があった。 祖母ミツさんが早稲田に「御仕立所」……