2020年8月、雇用最大化と物価安定の2つを責務とする米連邦準備理事会(FRB)は金融政策の枠組みを見直し、「広範で包摂的な」雇用最大化を目指すとして政策の主軸を物価から雇用に少し移した。22年3月の消費者物価上昇率は前年同月比8.5%、約40年ぶりの高インフレだ。失業率は3.6%まで低下したが、FRB…
2020年8月、雇用最大化と物価安定の2つを責務とする米連邦準備理事会(FRB)は金融政策の枠組みを見直し、「広範で包摂的な」雇用最大化を目指すとして政策の主軸を物価から雇用に少し移した。22年3月の消費者物価上昇率は前年同月比8.5%、約40年ぶりの高インフレだ。失業率は3.6%まで低下したが、FRB…