<p>インフレの衝撃、Ｇ７で英国が最悪－ＩＭＦが成長予想を大幅引き下げ</p><p>インフレの衝撃、Ｇ７で英国が最悪－ＩＭＦが成長予想を大幅引き下げ</p><p>主要７カ国（Ｇ７）のうち今後２年間に物価上昇で最悪の衝撃に見舞われるのは英国だ。国際通貨基金（ＩＭＦ）がこう警告し、同国の経済成長見通しを引き下げた。</p><p>Soaring prices are expected to knock 2% off Britain's economic output Source: Bloomberg analysis of IMF data Note: Figures show the average of 2022 and 2023 今後２年間の成長率予想が英国ほど大きく引き下げられた国はＧ７の中で他にない。2023年の英国の成長率はフランスにも及ばず、Ｇ７の中で最低となると見込まれた。 ＩＭＦは19日公表した世界経済見通し（ＷＥＯ）で、英国のインフレ率を今年が7.4％、来年は5.3％と予測した。英国以外のＧ７諸国は全て、来年にはインフレ率が３％を下回ると予想されている。 インフレの衝撃は英国が最悪となる理由について、ＩＭＦは説明していない。だが、複数のエコノミストは英国が開かれた経済で、世界のエネルギー市場の価格に極めて影響を受けやすい点を指摘している。 原題：</p>