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<p>1か月予報 梅雨入り前・直後に「大雨」のおそれ 「蒸し暑さ」で熱中症にも注意(気象予報士 望月 圭子)</p><p>【1か月予報 梅雨入り前・直後に「大雨」のおそれ 「蒸し暑さ」で熱中症にも注意】 この先1か月、注意すべきポイントは「大雨」と「蒸し暑さ」です。西・東日本の降水量..</p><p>この先1か月、注意すべきポイントは「大雨」と「蒸し暑さ」です。西・東日本の降水量は「平年並みか多く」、梅雨入り前や、梅雨入り直後に、大雨が心配されます。気温は、北日本で「平年より高く」、東日本では「平年並みか高い」と予想され、湿度も高くなるので、蒸し暑いでしょう。熱中症にも、十分お気をつけください。</p><p>注意点① 梅雨入り前・直後に「大雨」のおそれ 気象庁は19日、1か月予報を発表しました。それによりますと、この先1か月は、西・東日本では日照時間が「平年並みか少ない」、降水量が「平年並みか多い」予想です。 日本気象協会の「梅雨入り予想」では、西日本や東日本では、5月末以降、平年より早く梅雨入りする見込みですが、いつもの年よりも早い時期から、曇りや雨の日が多くなるだけではありません。降水量は「平年並みか多い」ということで、梅雨入り前や、梅雨入り直後に、大雨になることも考えられます。 梅雨入り前に、晴れた日は、側溝や雨どいの掃除をしておくのが良さそうです。また、ハザードマップや避難場所・避難方法を再確認するなど、大雨への備えは、早めに行ってください。 注意点② 東日本中心に「蒸し暑さ」 そして「大雨」だけでなく、「蒸し暑さ」にも、注意が必要です。 1か月全体の平均気温は、北日本で「平年より高い」、東日本で「平年並みか高い」でしょう。 特に、東日本では、6月になると次々と梅雨入りするため、気温だけでなく、湿度も高くなりそうです。これまでの「カラッとした暑さ」から「蒸し暑さ」にチェンジして、不快な暑さとなるでしょう。 湿度が高いことも、熱中症にかかりやすくなる条件の一つです。さらに、風が弱い、日差しが強いといった気象条件や、締め切った室内、エアコンがない所といった環境も、熱中症を引き起こします。 また、西日本や沖縄・奄美では1か月全体の平均気温は「平年並み」ですが、週別に細かくみると、5月28日以降は、平年より「高温傾向」になると予想されています。こちらも、熱中症には十分お気をつけください。 【北日本】北海道・東北地方 【西日本】近畿・中国・四国・九州北部地方・九州南部 【沖縄・奄美】鹿児島県奄美地方・沖縄地方</p>