| ウワサばかりが先行し、実際のポルシェ911スポーツクラシックがどんなクルマになるのかはわからない |
ただひとつ言えるのは、とんでもないプレミア価格で取引されるだろうということだけ
さて、最近チョコチョコと話題に登っているポルシェ911の限定モデル、「911スポーツクラシック」。
これは997世代の911に設定された「ダックテールリヤスポイラーを装着した、クラシカルなルックスの911」にルーツがありますが、こちらは当時250台のみが限定にて販売され、当然ながら即刻完売しています(現在では非常に高額な相場を形成している)。
そして時を経て992世代の911でもそれが再現されようと言われていて、昨年末あたりからチョコチョコとその姿が目撃されているもよう。
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ポルシェ911の限定モデル「スポーツクラシック」怪情報!「992台の限定だが、すでに完売」「価格は3800万円くらい」「911ターボがベース、RR、MTのみで550馬力」
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新型911スポーツクラシックがニュルブルクリンクを走る
そこで今回Youtube上へと、ニュルブルクリンクを走る新型911スポーツクラシックの動画がアップされており、見たところ2台の911スポーツクラシックが走行中。
ただし両方ともほぼカモフラージュがない状態なのでそのディティールを確認する事が可能となっていますが、フロントフードの中央が窪み、それがルーフにも繋がるという専用のデザインを持っていて、つまり「ボディパネルが通常モデルと異なる」ということを意味します。
初代911スポーツクラシックは通常の生産ラインを離れ、ポルシェのパーソナリゼーション部門「エクスクルーシブ・マヌファクトゥア」にて製造がなされていますが、新しい911スポーツクラシックについても(このフロントフードやルーフを見る限り)ハンドメイドに近い環境で仕上げられることにあるものと思われ、つまりは相当に高価なクルマになると考えて良さそう。
なお、2台のうち一台はY字スポークホイールを装着し、もう一台はフックス風のホイールを装着しており、もしかすると前者が標準仕様、後者が「(クラシカルな内外装を再現する)ヘリテージ・パッケージ装着車」なのかもしれませんね。
現時点では新型911スポーツクラシックには謎が多い
そして今のところ、新型ポルシェ911スポーツクラシックについてはわからないことのほうが多く、もちろんスペックも不明。
有力な説では911カレラGTSをベースとし473馬力を発生するというもので、しかし別の説では911ターボのドライブトレーンを使用し、しかし後輪駆動化して出力は550馬力になる、というもの。
トランスミッションについても情報がなく、しかしガソリンエンジン世代最後にほぼ近い限定モデルであり、かつかつての空冷911へのオマージュということを考慮するに、「マニュアル・トランスミッションのみ」だとも思われます。
さらには限定台数についてもまったくわからず、これもウワサだと992台のみ、価格は3800万円くらい、そして「すでに完売済み」とも。
なお、ポルシェはこの911スポーツクラシックのほかにもサーキット走行専用モデルとして「911ST」、そして992世代の911としてはもっとも高い価値を誇ることになりそうな「ナナサンカレラ(911カレラRS 2.7)のオマージュモデル」を発売するとも言われ、ハイブリッド化の前にも大きな話題を振りまいてくれることになりそうですね。
ポルシェ911「スポーツクラシック」がニュルブルクリンクを走行する動画はこちら
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