コンセプトは「Never Off」(決してオフにならない)
SONYは、これまで登場が噂されていた新たな完全ワイヤレスイヤホン「LinkBuds S」を、まずは海外で発表した。価格は199.99ドル。日本での発表は5月19日午前10時になる予定。
SONY : LinkBuds S
- SONYが、最新の「決してオフにならない」イヤホン、LinkBuds Sを発売する。
- LinkBuds Sは、従来のイヤホンデザインを採用するが、環境とのシームレスなつながりに重点を置いたテクノロジーを採用している。
- LinkBuds Sは199.99ドル(米国価格)で、5月20日に発売される。
新型LinkBuds Sは1日中付けていられる快適性を追求
ドーナツ型のドライバを搭載した奇抜な形状で話題を呼んだ「Link Buds」とは異なり、新型の「LinkBuds S」は市場に多く見られる従来型のデザインを採用している。とはいえ、LinkBudsで提唱したコンセプト「付けっぱなしで生活できる」は、今回のLinkBuds Sでも有効なようだ。
製品の主な特徴
公式サイトに掲載されている製品のポイントとしては、以下の通り。
- 常にオンで、どの世界にいても自動オーディオ
- 高品質のノイズキャンセリングと自然なアンビエントサウンド
- 統合プロセッサーV1による臨場感あふれる音質
- 超クリアな通話品質により、サウンドがクリアになります
- 一日中聞けて、5分で充電
- 日常使用に適したIPX4耐水性
- LinkBudsSは直感的なタッチコントロールが可能
- 周囲の音だけを話し、聞く
- インスタントポーズ。インスタントプレイ。
アクティブノイズキャンセリング機能を搭載し、1日中付けていられる快適性、重量が片耳4.9gと業界最軽量レベルとなっている。実際、The Vergeによる先行レビューでは、「これまでで最も快適なSONY製のイヤホンだ」と評している。
また、アダプティブサウンドコントロールによって、現在地と今何をしているかを感知し、理想的なリスニング体験のために周囲のサウンド設定を調整してくれる。時間が経つにつれて、行動を学習し、あなたの職場やお気に入りのカフェなど、頻繁に訪れる場所を認識し、状況に適応してくれるという。
今回はそれに加えて、イヤホンを装着すると音楽をすぐに再生してくれたり、通話が終わったときに自動で音楽の再生を再開してくれる「Auto Play」も搭載しており、よりシームレスな体験を実現してくれる。
操作は、LinkBudsのように自分の顔をタップするのではなく、本体をタップする、WF-1000XM4と同じタイプの操作方法だ。
なお、マルチポイントには非対応とのこと。
バッテリーは、本体のみで6時間。ケースも含めると20時間再生が可能だ。急速充電では、5分の充電で60分の再生が可能となっている。