| このC10はパガーニ最後の「ガソリンエンジン搭載」ハイパーカーになると思われる |
おそらくはレトロモダン、より芸術性を高めたクルマとなりそうだ
さて、パガーニが「ウアイラ」後継となる新型ハイパーカー、C10のティーザー画像そして発表が9月12日になるということをアナウンス。
公式Facebookページに投稿された画像を見ると「2022年9月12日、レオナルド・ダ・ヴィンチが愛した街であるミラノにて、パガーニの物語の新たな章となるC10の幕が上がる」「レオナルド・ダ・ヴィンチは今日でも、芸術と科学は手を取り合って歩くことができるという信念で私たちの仕事を鼓舞している」という文言が見られますが、パガーニは以前にもレオナルド・ダ・ヴィンチをテーマにした特別仕様車「ウアイラBC マッキナ・ヴォランテ」を製作したことも。
このマッキナ・ヴォランテとは、レオナルド・ダ・ヴィンチが考案した飛行機械であり、いくつかの形式がありますが、パガーニ創業者であるオラチオ・パガーニ氏はレオナルド・ダ・ヴィンチを敬愛してやまず、そして「科学と芸術」との融合を重要視している、ということになりそうですね(どうりでパガーニのクルマが高い芸術性を持つわけである)。
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パガーニC10についてわかっていることは多くない
なお、このパガーニC10についての情報は限られていて、パガーニによって語られているのは、デビュー時には「C10」にかわる名前が発表されること、搭載されるエンジンはメルセデスAMG製のV12ツインターボ、そして出力は900馬力程度、トランスミッションはマニュアルとオートマチックの両方が用意されること。
ちなみにこの「900馬力」について、パガーニによると、ハイブリッド化によって1000馬力を超え、ピュアエレクトリック化だと2000馬力の達成も難しくはないものの、そうなると車体重量が重くなってしまいピュアさが損なわれること、それよりも軽量性を維持しながら(ノンハイブリッドで)900馬力を達成することがパガーニにとって望ましいこと、そもそも顧客に感動を与えるには「1000馬力」という数字に固執する必要がないことから決定されたもよう。
そして「感動」という点において、そしてもう二度とマニュアル・トランスミッションの新型ハイパーカーをリリースすることはできないであろうことから(ウアイラでは選べなかった)MTを復活させたのかもしれません。
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パガーニC10のプロトタイプはすでに走行中
このパガーニC10の開発は現在進められている最中だと思われますが、すでにプロトタイプが走行する様子も捉えられており、そのちょっと前には実際の車両を捉えたと思われるリークも登場。
これらを見ると、アグレッシブというよりは優雅なデザインを持っており、ある意味では「レトロ」な雰囲気も感じられます。
こういったデザインについて、後世に長く残すことを考えてタイムレスな雰囲気をもたせたのかもしれず、しかし後に発表されるであろうハードコアバージョンにて、そして顧客の求めに応じてハードコアな外観を持つモデルをリリースするのかもしれません。
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このパガーニC10につき、(流出した文書から見て)予約を確保するのに30万ユーロ(約4000万円)を支払う必要があり、限定台数は300台だとされていますが、それでもすでに「全台数が完売済み」と言われます。
よってこれからC10を手に入れようとなると、高価なプレミアムが載せられた中古車を探すか、後に発表されるピュアエレクトリックバージョンを狙うしかなさそうですね。
パガーニがFacebookページにて投稿したティーザー画像はこちら
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