| もともと新型ランドローバー・ディフェンダーは想定を超える人気にて受注が推移している |
このディフェンダー「130」も大変な人気となるのは間違いなさそう
さて、ランドローバーがディフェンダーのロングバージョン「130」を5月31日に発表するとアナウンス。
現在ディフェンダーには90(3ドア)と110(5ドア)というラインアップが存在しますが、この130のホイールベースは110と同一(3022ミリ)だといい、ただし全長は342ミリ伸びて5100ミリになるというので、つまりは「リヤタイヤから後ろ」が伸びたということになりそうです。
そしてこの延長の恩恵によって3列めのシートに3人が座ることができ(ディフェンダー110の3列めシートは2人がけ)、大きくユーティリティが向上するわけですね。
パワートレインや基本的な外観はディフェンダー90/110と同じ
そしてこのディフェンダー130について、延長された部分以外の外観やパワートレインもディフェンダー110と変わりはなく、エントリーモデルだと300PS/400Nmの2リッター4気筒ターボエンジン、その上には3リッター直6ターボ+マイルドハイブリッド(395PS/551Nm)、トップレンジとしては5リッターV8スーパーチャージド(518PS/625Nm)という構成となります(仕様地によって異なる)。
トランスミッションはもちろん8速AT、駆動方式は4WDを採用するところもディフェンダー110と同じです。
ディフェンダーは現在大人気、世界中で「セレブ御用達」に
なお、現行ディフェンダーは2020年に市場投入されていますが、あまりに大人気につき常に品薄状態。
もともとこの「ディフェンダー130」は最初に投入されたディフェンダー90/110の半年遅れほどで発売されるはずだったといいますが、ディフェンダー90/110に注文が殺到し、まずはそれらを生産するために今まで(ディフェンダー130の)発売が先送りされたという経緯も。
ディフェンダーは純然たるオフローダーであり、その走行性能を必要とする人はごく一部であるため、ランドローバーはここまでの人気を予想していなかったようですが、人気化したのはメルセデス・ベンツGクラス同様に「セレブに愛されるようになったから」だと言われていて、Gクラスの無骨なルックスに馴染めない人々が、このディフェンダーの丸く近代的なデザインに惹かれたのだとも言われます。
実際のところ、日本でも(白金台など)高級住宅地では結構な頻度で見かけられるようになったとも報じられ、全幅1995ミリ、全高1970ミリ、全長4945ミリ(ディフェンダー110)という巨大なボディを納める駐車場を保有していると誇示できるところも「受けた」のかもしれません。
そしてこのディフェンダーについて、もともと人気が高かったところに半導体不足が影響して更に生産が逼迫しており、ランドローバーの日本公式サイトには下記のような記載も見られます。※ランドローバー/レンジローバーの仕様変更内容・受入れ不可のオプション一覧はこちら
こういった状況を見るに、まだまだディフェンダーの受給は逼迫した状態が続くことになりそうですね(中古相場も高値で推移しそうだ)。
昨今の世界的な半導体不足を原因とする生産制限・供給制限が発生しております。それに伴い、本ウェブサイト内のコンフィギュレーターで選択可能となっている一部の標準装備が変更、オプション装備がオーダー受け付け不可となっている場合がございます。お客様におかれましてはご迷惑をおかけしておりますこと、深くお詫び申し上げます。
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参照:Landrover
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