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中国の家電メーカーTCLが、2種類のVRデバイス向けLCDパネル(液晶パネル)を発表しました。いずれも高い解像度と120Hzのリフレッシュレートを実現しており、TCLは「今年中に量産を開始し、VRに分野におけるTCLの優位性を実証する」とコメントしています。

2.1インチと1.77インチの2K超えLCD

これらのパネルの発表は、展示会「Display Week 2022」にて行われました。1つ目のパネルは2.1インチ、解像度は2280×2280。解像度は1インチあたり1512ピクセル(1512ppi)です。

参考として、同じく片目あたり2.1インチサイズのパネルを有するHTCのVRヘッドセット、「VIVE Flow」の解像度は1600×1600であり、TCLのパネルは比較して非常に高い数値となっています(参考として、LCDを採用しているVRヘッドセットでは、Meta Quest 2は両目で5.46インチの773ppi)。

展示会場ではこのパネルを採用した一体型ヘッドセットのプロトタイプも展示されており、パネルやレンズを搭載した前方部分が非常にコンパクトになっていることが伺えます。

TCLが発表した2つ目のパネルは1.77インチで、解像度は2160×2160、1インチあたり1764ピクセルです。1つ目のパネルよりさらにコンパクトなサイズであり、より小型のVRヘッドセット開発へつながる可能性があります。

今回発表されたLCDパネルは、双方とも「小型かつ高解像度」という点で共通しており、TCLの本技術は今後のVRヘッドセット開発に大きな影響をもたらすかもしれません。なお、これらのLCDパネルよりも小型・高解像度のマイクロOLEDディスプレイは存在しますが、LCDと比較した場合、高価格になる傾向があります。

TCLは2022年1月、スマートグラス「LEINIAO AR」のコンセプトモデルを発表。今回のLCDパネル発表と併せて鑑みるに、XR関連分野への関心を強めているようです。

(参考)UploadVR
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